Final2000の2日目、スタンダード5回戦が行われ、初日のエクステンデッドを含めた10回戦の予選の結果、Top8が決勝トーナメントに進出した。その結果、ここ数年、不調が伝えられていた塚本が、20世紀の最後を飾るビックイベントで見事な復活を飾った。
初日にエクステンデッドがあったとはいえ、Top8進出者でにトーナメントシーンを荒らしまくっている緑赤Fireの使用者がいないのは意外であろうか?「青い」デッキの使用者が6名と特徴のあるメタゲームであった模様。その中で、予選8位の岩崎の「Red Reset Control」はオリジナリティ溢れるデッキとして注目してよいであろう。
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2001年2月7日にインベイジョンブロックの拡張エキスパンションである「プレーンシフト」が発売となる。それに先立って、プレリリーストーナメントと全国のMTG取扱店で行うプレリリースパーティについての発表があった。 ・プレリリーストーナメント
・プレリリースパーティ
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最近、WotCの社長交代などで「これからのMTGはどうなるの?」と不安の声があがっていたが、それに対して“マジック:ザ・ギャザリング”ブランドディレクターであるJoe
Hauck氏がWotCのサイトで、その不安説に対しての声明を発表している。 |
今年最後のMTGビックイベントのFinal2000。東京と大阪で行われた予選突破者と招待選手、合計98名により、まずは初日をエクステンデッドでスイスドロー5回戦を戦った。この日全勝は3名。その中に先日のGP京都でもTop8に入賞した岡山の板谷栄作が含まれている。 なお、詳しくはFinal2000に関してHJ公認サイトとなったMagic Squareをはじめ、チーム・ジョンの部屋でも取り上げられている。 |
今年の9月に公認ジャッジの更新を行ったジャッジには、先日DCIより贈り物が届いたころではないであろうか?内容は、DCI Judge Cerification Managerである James Do Hung LEEからのお手紙、DCI Repoter Ver1.6と各種オラクル、ルール、ハンドブックが入ったCD-ROM、そしてプレミアカード(Nalathni Dragon、FOILのMemory Lapse)である。 |
12/24に開催された第46回MTG高知公式大会は、エクステンデッドとスタンダードの2本立てで行われた。 ★ A大会(エクステンデッド)
エクステンデッドは、高知ではなじみの少ないレギュレーションということと、必須のデュアルランドが出回っていないこともあり参加人数が不安であったが、GP京都などの影響からか、予想を上回る30名ものデュエリストに集まって頂き、主催者側としても参加してくれたデュエリストに感謝。 第46回MTG高知公式大会A 上位入賞者
★ B大会(スタンダード)
スタンダードは新規参加者11名を含めた64名で行われた。人気のタイプは「やはり」緑赤Fireを中心とした緑系のデッキ。このタイプは、Fire、NonFire、タッチ白、緑白ゲドンを含めると64名中30名がそれら緑系のクリーチャーデッキであった。 さて、そんなメタゲームの中、 決勝卓にこまを進めたのは、お互い緑赤系のデッキ。Fireの坂上大輔と土地破壊の田所真太郎の高知の若手デュエリストの2人。お互いに決勝卓に座るのは初めてというフレッシュな対決で、両者とも緊張した面持ちでデュエルが始まる。田所としては坂上のマナソースを封じれば、自分のペースとなるのであるが、坂上のマナクリーチャーを処分することができずに、徐々に坂上の大型クリーチャーに押されてしまう展開。結局2-0で坂上が勝利。坂上はうれしい初優勝。
第46回MTG高知公式大会B 上位入賞者
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2001/2/10〜2/11の2日間に台湾で開催されるGPKaohsiungの詳細が発表となった。この「Kaohsiung」、漢字では「高雄」と表記する。日本から比較的近いので、多くの日本人デュエリストが参加するのでは?と予想されるので、ここでもとりあげる。 参加するにあたって問題点は高雄の位置。高雄の位置は台湾の南の端であり、台湾行きによく利用する台北からは非常に遠い位置にある。また、高雄直行の飛行機が少なく、日程の自由が少ないかもしれないこと。たとえば、関西国際空港からはほぼ2日おきの就航である。台北で国内線に乗り換え、または電車で移動なども考えなければいけないかもしれない。 |
HJのサイトでもGP広島の詳細が発表となった。なお、来日予定だったAnson Maddocksは都合により来日が中止となったので、アーティストサイン会はMark Tedinのみとなるとのこと。 今回のGP広島のサイドイベントで特筆すべきは、リミテッド戦が値下げされたこと。ブードラが\1000、シールド戦が\2000というのはかなりリーズナブルな価格設定といえる。 |
GP広島の参加申し込み葉書であるが、先日発売のデュエリストジャパンに同封されている。また、近々MTG取扱店にも参加申し込み葉書が到着することが予想される。DCIJ必着が2001/1/12であるので、参加希望のデュエリストはお忘れのないように。 なお、不幸にも参加申し込み葉書をGETし損ねた場合は、市販の往復はがきで代用が可能なので、ご安心を。ただし、その場合はMTG取扱店の判子を押してもらうことをお忘れなく。その場合の記入事項は以下のとおり。 ・往信面(DCIJ行きの部分)
・返信面(自分に帰ってくる部分)
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この夏、インベイジョンのノンカットシートが出品されて話題を集めたアメリカのオークションサイトebayで、今度はFoilカード仕様のArenaバージョンのCounter Spellが出品されている。キラカード好きのデュエリストは要チェックかも!
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WotCのサイトでGP広島の日本語による詳細が発表された。しかし、レギュレーションが「インベイジョン・ブロック構築戦」となっているなど、英語版の詳細と「激しく」食い違っている点が非常に怖い。(^^;)
(注1) (注1) |
トーナメント運営者には絶大なる省力化を、トーナメント参加者には阿鼻叫喚のマッチメイクを作成してくれる、俗に言う「会田マシーン」ことDCI Repoterが1.5から1.6にバージョンアップした。今回のバージョンアップは主にBug潰しと操作性の向上がメインとなっており、より安心して使うことが出来る事になりそう。 なお、このサイト内にある「DCI Reporter 1.41簡易操作方法」も、この年末年始の休日を使ってVer1.6用に改訂するつもりです。いやぁ、正月の仕事が増えて嬉しいなぁ。(^^;) |
来年1月と3月に開催されるPTロスとPT東京のInvitation Listが発表されていた。といっても、完全版ではなく現在時点のInvitation
Listである。 ・PTロス ・PT東京 |
復活したMeridian Magicによると、来年開催予定であったPTコロンバスが中止になったとのこと。なお、DCIの公式サイトでは、まだその様なニュースは出ていないが・・・・はてさて? ・・・と思ったら、正式発表が既にSideboardマガジンに掲載されていました。(^^;) |
12/1付けの禁止カードに関して、11日にやっと?公式発表があった。噂通り「何も変わりなし」である。 |
12/10に行われた香川での2000年最後のトーナメントが丸亀で行われ、89名のデュエリストがスイスドロー6回戦を戦った。この日のメタゲームは2週間前の同トーナメントの結果(Fireデッキ優勝)を反映するかのように、緑赤Fireデッキがより多くなっていたように見える。PTシカゴで活躍したレベルデッキはまだ主流ではなかった模様。
なお、今回の高知県勢は、国光が緑白(+タッチ赤)、富永がカウンターレベル、本廣が白赤クリーチャーメタデッキ、山中がSky・ブルーで参加、富永が5-1(この1敗は対安藤戦)で入賞を果たした。
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12/9から12/10に開催されたGPシンガポールで、初日を8位で突破した東野将幸は2日目もその勢いを殺すことなく、決勝トーナメントに予選2位で進出を決めた。東野将幸のデッキはGP京都から使い続けている、自殺黒(タッチ赤)の攻撃的デッキ。決勝1回戦のEng,
Boon Tat Elvinのネクロドネイトを2-0で破り、優勝への期待が高まった。 さて、決勝はシンガポール勢同士(注)の対決となり、ネクロドネイトを使うSam LauがJonathan Chanを破り優勝を決めた。
(注:Sam Lauの国籍については、Topページではドイツの表記であるが、記事ではシンガポールとなっている)
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12/9〜10にかけて開催されているGPシンガポールは、206名の参加者で開催されている。日本からも比較的近いということもあり、何人かの日本勢が参加している。 なお、日本からジャッジとして菅谷あきおも参加している。→写真(右) なお、この写真の左の子もジャッジで、この日ジャッジ試験を受けている模様。→写真
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GP広島の詳細がWotCのサイトで発表された。 →http://www.wizards.com/grandprix/main.asp?x=GP_Hiroshima_2001_Facts なお、これによると今回の来日するイラストレーターは、Mark Tedinとのこと。 下記の表を見て分かるとおり古くからのカードを描いており、人気が集まりそう。(Anson Maddocksの来日は中止となりました) ・Mark Tedinの描いたカード
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年末行われる、The Finals 2000の 招待選手がHJのサイトで発表された。以下のPlayerは予選を介することなく、The Finals 2000に出場できる。
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MTGでは通常、3ヶ月に1度、構築戦の禁止&制限カードについて発表される事となっているが、12/8となったこの時点でまだDCIからは何もアナウンスがない。なお、非公式サイトであるMTGnewsでの記事では「新たな禁止カードの発表はない」と述べられている。→MTGnewsの記事 DCIからの正式なアナウンスを待ちたいと思います。 |
先日のインビテーションで優勝し、新しいカードのデザイン権を得たJon Finkelが、「Wrath of lekniF」というフリースペルの神の怒りを提案したことは、先の記事で紹介した。しかし、実際に新カードのデザインをするR&Dから「神の怒りクラスのカードは発行するのはどうか?」と差し戻しがあり、新たにJon Finkelは次のカードをデザインした。 ・Dark Elfkin
畏怖付きの知恵の蛇というわけで、なかなか強げです。パワーが2というのは、これだけで殴り勝ってしまうケースもありそうですね。順調ならば、このカードをベースに調整されたカードが2002年2月発売予定の「Vendetta/ベンデッタ」に収録されることになります。 原文→http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=sb20001207a
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Invasionが発表されて初めてのスタンダードでのビックイベントということもあって、プロツアー・シカゴは注目を浴びたのではないだろうか? ・Pro Tour Chicago Day 2 Deck Breakdown
他にも面白そうな記事があるので、チェックしておきましょう。(日本語訳に力尽きました) ・Deck Analysis: Kamiel Cornelissen's Counter Rebe ・The Type 2 Metagame: PT Chicago Winning Decks
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12/1よりシカゴで繰り広げられた激戦も12/3に幕を閉じた。マスターズとプロツアーの結果は以下の通り。 ・マスターズ
・プロツアー
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2001年の最初のビックイベント、グランプリ・広島の詳細がゲームぎゃざ1月号で発表された。 日時: レギュレーション: 主なサイドイベント: 今回のGPの場所は広島市の「ちょっと」西の方なので、交通手段や宿にご注意を。 |
PTシカゴのサイドイベントのマスターズ。ここでも、宇宙人のJon Finkelが強い! やはり?決勝に進出。
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初日のスイス7回戦の激戦をくぐり抜けてきた96名は、12/2の2日目もスイス7回戦の激戦を戦った。この日の一番の注目は、何と言っても7連勝のJon
Finkel。2000年度世界チャンピオンであり、先日のインビテーションでも優勝と「宇宙人」的な強さを発揮している彼。 Top8に残ったのは以下の顔ぶれ。
見ての通り、緑赤主体のデッキが8人中5名を占めている。そして、Brian Kibler以外の緑赤デュエリストはFires
of Yavimayaを主体としたデッキとなっている。Brian KiblerはFires of Yavimayaの入るポケットにArmageddonを投入し、コントロール色を強めている。 さて、2日目に残った日本勢は4名。そのうち、小野田倫久と八朔人平はTop8に非常に近いところまで近づき、日本人初のTop8か!?と期待が高まったが、残念ながら終盤で力尽き一歩及ばず。
→Sideboardマガジンの記事 →2日目進出96名ののデッキリスト
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プロツアーのサイドイベントである参加できるだけで賞金2000ドル確定の「軍人天国」のマスターズ。初めて日本人で参加した中村聡は初戦を「Avalanche Riders」ことDarwin Kastle (USA) と激突、見事これを破り2回戦に進出。しかし、2回戦でChristian Luehrs (Germany)に敗れ、初のマスターズを終えた。 なお、中村の今回の獲得賞金は4000ドルとなる。
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12/1よりプロツアーシカゴが開催されている。レギュレーションはスタンダード。初日はスイスドロー7回戦で行われ、そのうちTop96が2日目に進むことが出来る。今回参加した日本勢の16名のうち2日目に進むことが出来たのは、八朔人平、小野田倫久、斎藤友晴、北條直正4名。日本勢初のTop8生き残りを目指しガンバレ!なお、四国初軍人の安部亮は初日4勝3敗で勝ち越しをするものの初日突破はならず。 最近勝ちまくりのJon Finkel。ここシカゴでも大暴れ。緑赤Fires of Yavimayaデッキで7戦全勝。化け物のような強さを発揮しまくりです。 →Sideboardマガジンの記事 |