・99/07/18 第14回大分ベナリア杯

 初めての九州遠征となった今回。非公式戦とはいえ、99年度九州最強位戦の大分予選を兼ねると聞いて、気合いを込めて九州大分まで遠征をして来ました。
 メチャ遠くかと思っていましたが、実は松山から3時間半でフェリーで着くよという大分出身の安部亮の言葉を信じての遠征です。が、さすがに大分行きフェリーが朝の5:30発ということなので、前日に松山入りして野村ドラエモン宅で一泊しました。
 さて、今回の大分遠征組は松山の精鋭組、安部くん、中村くん、脇坂くん、野村ドラエモン、井上部長、山口オヤジ、花山くんなど、私を含めて10名の大部隊。さてさて、どんな珍道中になるか!?

・安部とフェリーで大欲情(大浴場だってば)
 眠い目をこすりながら、松山観光港についた10名。チケット売場からフェリー乗り場までが遠いとブー垂れながらもフェリーの乗船。チケット代は行きは約\2000、帰りは半額の\1000ほどということ。思った以上に安い。
 客室を一角占領して一息ついた頃、安部が素っ頓狂なことを口走る。

「このフェリーは銭湯があるんですよ」

 フェリーに銭湯?それも高々乗船時間3時間半のフェリーで?と不思議に思ったが、このフェリーは神戸−松山−大分を結ぶフェリーということもあって、結構新しめのアーケードゲームを用意していたり、広い食堂など思った以上にいい作りのフェリーなのです。 早速、\300でタオルを買って銭湯へ。おぉ、思った以上に広いぞ、この銭湯。感動しつつ安部亮と裸のつきあいをするのでありました。

・国光フィールド、豊後水道に消ゆ
 風呂から上がって、安部亮とデッキ調整を食堂で始める。自分が持ち込んだデッキは、伏魔殿がオパール色に輝いて補充するデッキと、White Lightningと呼ばれるWaylayをキーとした白ウィニー。安部のNwoと対戦して調整をし始める。
 で、前者はメインでは強いモノの、サイド後に入ってくると思われるRapid DecayやThran Foundry等の天敵カードが入ってくるサイド後ではメチャ弱くなることが予想され、早々と白ウィニーに決定。
 さて、この白ウィニー。原型はアメリカ選手権を制したタイプであるが、このデッキではMasticoreでクリーチャー除去を担当していたようであるが、昨日の野村邸での調整ではTreacheryでパクラれる危険性も高かったし、相手本体への飛び道具が欲しかったこともあって、Cursed Scrollに変更したタイプへ。Nwoとの対戦ではメインで若干不利、サイド後はHumilityを3枚搭載している関係でこっちが有利ということもあってほぼ互角の戦い。高感触をもってデッキ調整を終了。
 ここで事件が。「国光フィールド」として各地トーナメントにいつも持っていっていたデュエルマットをこのフェリーに置き忘れて下船してしまうという事件が。慌ててフェリー会社に連絡をするも結局見つからず、哀れ「国光フィールド」は豊後水道に消えてしまったのである。がーん。

・酔拳発動!
 大分のトーナメント会場に到着した四国勢。大分のデェリストの板頭さん、かと〜さんの両名から歓迎を受けたり、元高知のデュエリストの井美くんと感動の再会(嘘)をしたりする。今回のベナリア杯の参加者は80名程度。見たところ中学生の比率が高知よりも高いようである。
 デッキ登録もすまし、荷物から取り出したのはもちろんビール。パシュッと開けてグビグビ飲む。見る見るうちに赤くなっていく顔を大分のデュエリスト達はどんな目で見ていたのであろうか?やかましぃ!

俺は飲めば飲むほど強くなるんじゃぁ!

・1回戦 黒ウィニー 久保くん
 赤ら顔で迎えた1回戦。相手は地元の中学生風の久保くん。いきなり、ビビるPlayを見せつけられる。「沼セット、羽ばたき飛行機械。」おぉ、何かコンボが隠れているのか!?とビビる。が、その後の動きは普通の黒ウィニーの模様
 デュエルの方は酒に酔ってしまって既にイケイケの自分は好きなようにクリーチャーを展開して、あっさり2連続で撲殺。あの羽ばたき飛行機械はいったい何だったのであろうか?(^^;)

・2回戦 白ウィニー 熊谷さん
 テーブルについた途端に、「なんでやー!なんでLANCERさんにあたる!!」と絶叫する彼。お・・俺って有名人?(^^;)
 さて、彼の初手は「平地、Soul Warden。」おぉ、同キャラ対決か!お互いにSoul Wardenが2体ずつ並んで、クリーチャーを展開するために、両方のLifeはあっという間に30を越える勢いを見せる。しかし、まだ酒の勢いが消えない自分の引きが素晴らしく、Mother of Runesを2体展開して、アンブロックな攻撃クリーチャーを作り出し、徐々に彼のLifeを削り始め、絶望した彼は投了を宣言。これで1本。
 サイドで悩むカードがあった。Field Surgeon。UDのコモンカード。アメリカ選手権でも白ウィニーのサイドに必ず入っていたこのカード。同キャラ対決用のカードであるとは分かっていたが、未だ実践投入の機会はなかったので、どれほど有用なのか全然分かっていない自分。えーい、3枚投入だ!抜くのはもちろんCrusade。(笑)
 2本目は彼にはSoul Warden、自分にはMother of Runesが出る。自分には先ほどと同じ様な展開となり、彼がLife差で優勢に立ちながらのデュエルとなるが、相手のCursed Scrollの弾幕から逃れて新顔Field Surgeon先生の登場
 あのぉ・・・・・・メチャ強いぞこのオヤジ。ここから相手の攻撃がぴたりと止り、一方的な撲殺モードとなる。さっきまで30点あった彼のLifeも毎回6点攻撃の前に、絶望感に打ちひしがれた彼は投了を宣言したのでした。

・3回戦 Nwo 衛藤さん
 今度の相手は地元の高校生の衛藤さん。彼のデッキはNwo。酒の勢いが抜けてきた自分は土地の展開が遅く速攻を決めることが出来ない中、1本目を落としてしまう。が、2本目はWaylayの活躍もあり3分で勝利。さぁ、3本目だ!
 こちらのクリーチャーを良い展開で速攻体制を作るが、相手のSpike Weaverで時間稼がれ、お約束のLiving Death。大ピンチとなる。
 ここで、Humilityを引かねば即死!という場面で引くのがHumility!!!

「みんな馬鹿になってしまえーー」

 とのかけ声で、場が一変。そしてCrusadeを後付けで張り付け、

「俺の方だけおっきくなーれー」

 と陣を張る俺。
 が、クリーチャー数で勝る彼は構わず突撃。ここで登場するのはWaylay。哀れ彼のクリーチャー群のほとんどは正面衝突でさようなら
 逆に僅かではあるがクリーチャー数で上回ることに成功。しかし、すり抜けたクリーチャーの為に自分のLifeは残り3点。相手のLifeはまだ10点残っているために、逆に攻め込むことの出来ない俺。
 先の鬼引きのせいか、ここから連続して平地を引き続け、いつまで経ってもクリーチャーを展開できない自分に対して、彼は毎ターン順調に展開。またまた逆にクリーチャー数で負ける情勢に。が、彼もWaylayを怖がり攻撃に来られない様子。君は正解だ。しっかり持っているぞWaylay
 寒い引きは全く衰えることなく、遂にWaylayを使ってもすり抜けるクリーチャーの数で死亡確定となる展開となるものの、彼はそれに気がつかず、エンドを繰り返しここで時間切れ。た・・・助かったのか?俺。
 大分のトーナメントは45分ということでその5分で命を拾った格好となったもの、実質的に負けている俺。酒が抜けるとここまで引きが寒くなるのか!?

・4回戦 青Timロケットパンチデッキ 佐藤さん
 先の戦いで引きの寒さを感じた自分は昼食時間に2本目のビールを補充。またまた赤ら顔のデュエリストの登場だ。(笑)
 今度の相手は地元の中学生の佐藤くん。いきなり出てくるクリーチャーがTimくん。タフネスの低い自分には笑えない状況となるが、カウンターの弾幕の中、Crusadeなど強化エンチャントを複数張り付けあっさり殴りきる。
 どうやら彼のデッキは複数のTim系のクリーチャーを並べてカウンターで守りきるデッキと判断。正直言って笑えないデッキである。(^^;)
 さて2本目。彼のTimに冗談ではないエンチャントが張り付く。Sigil of Sleep。ぐぉぉ、クリーチャーリターン・ロケットパンチか!、が、Mother of Runesの頑張りなどもあって、展開するクリーチャー数で勝り何とか殴り勝つが、このデッキは笑えない強さを持っていると判断。勝ったもののぞーっとするデッキでした。

・5回戦 青ヘビーカウンター 野村ドラエモン
 ここまで3勝0敗1分けの状態なので、あと1勝すると決勝トーナメント。で、ここで当たるのがどうしてドラエモン!?彼もここまで3-1-0で決勝トーナメントに出場するためには、どうしても勝っておかなければならない訳なのである。
 彼のデッキはヘビーカウンターデッキ。相手のウィニーはCaltropsで止めたりPowder Kegで破壊したりしながら、その他のスペルはカウンターしまくるデッキなのである。また、相手のヘビークリーチャーは「ごちそうさん」と言いながらTreacheryされるので、精神衛生上よろしくないデッキ。実は、前の晩に彼のデッキと練習をしていたのであるが、Caltropsが厄介で勝率ははっきり言って良くなかったのである。
 さて、1本目。速攻で相手を5点まで追いつめるが、耐える場を作り出した彼はその5点を悠々と守りきり、最後はPalinchronを召喚しきっちり殴り勝つ。後がない2本目。今度はこっちの廻りが凄まじく、彼のLifeは20-18-11-5とWaylayの活躍もあって5分でお終い。
 決勝トーナメント進出が懸かった運命の3本目。ちょっと、回転不良に見舞われながらも着実に彼のLifeを削る自分。しかし、QuashでWaylayという飛び道具を失ってしまって、徐々に彼のペースに引きずり込まれる自分。
 が、彼にもPlayミスが出て、せっかく奪ったシャドー2体で攻勢に出るが、不用意に展開したCaltropsでシャドーが自爆するなど謎のPlayなどで、またもやこっちのペース。Crusade系3枚で4/4まで強化されたMother of Runesが単独で「母の怒りのパンチ!」と突撃。2回ドツいてドラエモンのLifeは残り6点。場にはCursed Scroll。後1回ドツけばCursed Scroll廻して勝利!
 が・・・・ドラエモンが俺のLife残り4点を確認して召喚したクリーチャーは・・・・

「Morphling」

 ぐはぁぁぁぁぁ。「ママ、ジャンプ!ジャンプ!」と必死の呼びかけにも母は飛行を得るわけが無く、またしても最後の最後で芸人モードを全開にして大いに笑いを取って大分を後にする羽目になったのでした。

・最後に
 さて、最後に大分でお世話になった「バンド会」の皆さん、かと〜さん、板頭さんなどなど、私の酔拳や芸人モードはお気に召してくれましたでしょうか?また日程が合えば、また大分に馳せ参じようかと思っています。その時はよろしくなのです。(^^;)

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