・99/05/03 99年度日本選手権中国地区予選

 マジックを始めて3年目。初めて日本選手権予選に参加することができました。目指すは広島。どんなドラマが待っているのか?

・しまなみ海道で大ピンチ

 さて、広島予選を突破を目指す高知ジャッジーズは私、山中、小森、そして大阪の美濃部(元高知なのよ)、徳島の播野、愛媛の倉岡と合流し一路広島を目指します。
 今回高知から広島への道のりは、先日開通したばかりの「今治−尾道ルート」を選択して高知を朝の3時に出発、寒風山(高知ではKarplusan Forest / カープルーザンの森を寒風山と呼ぶらしい)を抜けて、しまなみ海道に乗ったのが予定通りの5時半。開通したてで渋滞が予想されたので、早朝に抜ける計画だったのです。
 が、渋滞は予想を大きく越えていました。多々良大橋の料金所で3Kmを2時間半かかるという超絶な渋滞の前にメンバーはもう間に合わないと絶望感が・・・。しかし、全力を尽くそうととにかく広島入りする事を選択。
 かくして尾道へ上陸が9時15分。受け受け終了は10時20分だったので、残り65分。ここから必死の巻き返しを図り、広島東インターを降りたのが10時ジャスト。会場に滑り込んだのが10時30分。
 参加人数がDCI予想よりも大幅に多い140名という事で受付処理が遅れていたこともあって何とか滑り込む事に成功したのでした。
 ただ、山中は元々高知予選にエントリーしていたのですが、高知でジャッジ試験を受ける事になったので、広島へ参加を変更をDCIにしていたはずだったのですが、受付の連絡ミスでエントリー出来なかった事は残念でした。

・1回戦 Nwo

 エントリーできなかった山中のため、何としても予選突破をするぞ!と燃え燃えで臨んだ1回戦。1回戦は100名程度の参加者と想定していたため、広さが足りずに何と床でデュエル!という光景が・・で、お約束で私も床デュエルの洗礼を受けました。(笑)2回戦から急遽隣の会議室も借りることができたとのことで、1回戦限りの処置でしたが、余りの光景にしばし絶句。(笑)
 さて、1回戦の相手は地元の方。Nwoのようですが、まだそれほど練られた印象はなく、スカージでドツいて吸いまくるというネクロの王道プレイであっさり撃破。

・2回戦 白多色ウィニー

 晴れて床デュエルから解放されてテーブル席。隣を見るとほとんど愛媛勢。さて今度の相手は白多色デッキ。今回の私のデッキは白対策まるで無しなので、ビビるもののまるで山中の引きが右手に宿ったかのような引きと、オレと思えない切れたプレイの手札破壊で相手の戦略を次々妨害。2本目で今引きカタクリを食らうも、相手の場にクリーチャーはなく難なくスカージでドツいて勝利したのでした。

・3回戦 ネクロ(マスダさん)

 遂に同キャラ対決のネクロが相手。ネクロ同士の戦いは迫害がポイント。これを撃った回数が勝利を左右すると言って良いでしょう。事実そうなったのです。
 1本目、Duressでこちらの迫害を落とされ、おまけに先にネクロを張られ攻勢に立つ相手。逆にネクロの張れない自分。そして飛んでくる迫害。ここで自分は1本目は落としたと覚悟を決めたのですが・・・・彼から黒い火力が飛んでこないのです。
そして逆に今引き黒い火力のDrainで相手を詰めて、今引きヨーグモスで山ほど墓地にあるリチュアルとDrainをかき集めてトドメ!・・・・と思ったらマナ計算間違って相手に1点残ってしまうというお寒いプレイ。しかし、流れは自分に来ていたようでしっかり次のターンにトドメを刺しました。
 2本目。サイドから迫害を3、鉄処女を2追加して対ネクロ体制。そして手札に迫害が2、後は沼の手札。相手の手札破壊が怖かったのですが行くしかないと判断。結局、この迫害がネクロを張って命削って引きまくる相手に炸裂。ヨーグモスも含めて3連発を食らわして、ネクロで引いたカードを何も使えないうちにLifeが無くなった彼に今度こそ間違いのない点数のDrainを叩き込んで勝利を得ました。
 なお、対戦者に聞くとこのHPをよく見ていてくれているとのこと。他にも何人か広島の方から同じ様なことを聞かされ、「これは、謎情報を流してメタゲームをオレが作れるか?」などと不純な考えを持ったのは秘密だ。(USO800)

・4回戦 多色自殺黒

 この時点で一緒に来たメンバー中で唯一の全勝組。しかし、先の3回戦から集中力が切れ始め、徐々に仕事人モードから芸人モードへの切り替わりを感じ始めているオレ。
 今度の相手は地元の高校生。1本目、「沼タップ、儀式、カーノファージ、不吉の月!」その時の自分のLifeの流れは、20-16-8-0

死にました

 2本目。サイドからこの時のために投入した弱者の石を投入。しかし、序盤から盛大に殴られ大ピンチ。弱者の石を張って動きを止めるが、クリーチャーが相手にでれば1発殴られたら昇天のオレ。結局、ネクロ張ってちょっとだけ引いてDiskで流すことに。
 ここから驚異の粘り腰をみせて、Diskで流したり、布告を連発したり、それをヨーグモスで復活してみたり、残り1点で粘りに粘り6ターンは粘ったオレ。その間に1発でも黒い火力を引いていれば局面も変わったのでしょうが、芸人モードの入ったオレにそんな引きがあるわけが無く、広島のジャッジ蓮が囲む中(笑)「まけましたっ!」と叫ぶしかなかったのでした。

・5回戦 Nwo 安部亮

 土俵際で当たるのが同じ四国の同胞安部亮。お互い1本ずつ落としているので、恨みっこ無しで戦う事を宣言する俺達。彼のデッキは対ネクロに特化したNwo。「おっと滑った」なライダーを4体搭載していることは事前に聞いていたオレ。ここから一進一退の激戦が始まるのです。
 1本目はライダーが次々滑ってきて窒息。グールの誓いを彼がプレイした時点で投了。しかし、2本目からは一瞬失っていた鋭い感覚が戻って来たオレ。2ターン目、相手の極楽鳥から毒電波をキャッチしたオレは、Befoulを鳥に叩き込み安部の動きを止める。動きの遅くなったNwoは廻ったネクロの前には為すすべもなく轟沈。これで1-1。最終戦にもつれ込むこの戦い。
 運命の3本目。安部はスラン、鳥でエンド。事故の臭いがぷんぷん。事実3ターン目に今引きForestをプレイした後は何もできない彼。さっきの毒電波同様、鳥を徹底的に落とすオレ。彼が鳥を展開、オレがそれを執拗に落とすという繰り返しが続く。
 ここで、ネクロやスカージを展開できていれば勝ち確定だったのですが、芸人モードの入っているオレには引くことが出来ない。(^^;)
 やっとスカージを引いたときには、彼もリカバーした後で時既に遅し。逆にリスおじさんの逆襲を受け、Lifeが28-17-6と急激に減っていくオレ。オレが望むカードはヨーグモス。まだ1枚もヨーグモスを引いていないオレ。これを引けば一発逆転。そして、祈るように引いたカード。

「沼」

 一瞬間をおいて「かかってこいやぁぁ!」と凄んで廻りのギャラリーから喝采を受けるなか私の体をリスたちが駆け抜けてゆき、見事な轟沈。2敗は絶対に出目が無いため、ここでリムーブを決断。私の広島予選は終わったのでした。

・戦い終わって日が暮れて。

 初めての日本選手権予選に参加(実は初めてだったのです)は、結果は残念な結果となりましたし、マジックは生き物であると改めて感じたトーナメントとなりました。強いデッキだけで勝てるゲームではないのです。メタゲームはいつも動いているのです。今回はネクロを筆頭に中速デッキが多いことをメタした自殺黒がメチャ多く、実際大暴れした大会したのでした。
 が、負けたとは言えデュエル自体の充実感は、ここ久しく忘れていたもので、やはりマジックは面白い!と改めて感じた1日でした。

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